藤原 棟利(ふじわら の むねとし、生没年不詳)は、平安時代中期の貴族。 名は棟和とも。
藤原方正の父。紀伊守、備後守。
略歴
藤原保方の子。天禄3年(972年)4月27日、紀伊守に任命される。また翌日28日夜に群盗が棟和の邸宅に押し入った。
この年は強盗や乱闘、地震など政情不安が亢進しており、棟利の事件もその一つとして挙げられる 。
参考文献
- 『国司補任 3』(続群書類従完成会 、2000年、255p)
- 『和歌山県史: 古代史料 - 第 1 巻』(和歌山県、1981年、421p)
脚注
外部リンク



