雄神橋(おがみはし)は、富山県砺波市の庄川に架かる主要地方道新湊庄川線の鋼ランガー橋。

概要

  • 左岸 - 富山県砺波市上中野
  • 右岸 - 富山県砺波市庄川町庄
  • 橋格 - 1等橋 (TL-20)
  • 形式 - 鋼下路ランガー橋4連
  • 延長 - 244.100 m
    • 支間割 - 4×60.900 m
  • 幅員
    • 有効幅員 - 6.000 m
    • 車道 - 6.000 m
    • 歩道 - なし(後年歩道橋添加)
  • 総鋼重 - 467.72 t
  • 床版 - 鉄筋コンクリート
  • 施工 - 川田工業(上部工)・礪波工業(下部工)
  • 架設工法 - ステージング工法・ケーブルエレクション工法

沿革

1906年(明治39年)7月、長さ127.1間、幅2間の木製の釣橋を架設した。当時の雄神村(今の砺波市)の大字名をとって『庄金剛寺橋』と命名された。1910年(明治43年)洪水被害から復旧した際に、『元雄神橋』と改称。1952年(昭和27年)に下流の雄神橋が『大門大橋』に改称されたことに伴い、現在の『雄神橋』に改称された。

旧橋の木造補剛吊橋が老朽化したため、1958年(昭和33年)から3か年計画での架替事業が富山県により実施され、1960年(昭和35年)8月に現在の橋が完成し、同年9月15日に開通した。

1984年(昭和59年)には現橋の下流側に歩道橋を架橋する事業に着手し、1988年(昭和63年)6月15日(長さ244 m、幅員2.5 m、消雪装置完備)に竣工した。

その他

かつて本橋のはるか下流側(射水市大門地区および高岡市中田地区)に『雄神橋』という同名の橋梁が存在していたが、前者は1952年(昭和27年)以降は『大門大橋』、後者は1900年(明治33年)以降は『中田橋』と名乗っている。

脚注

関連項目

  • 庄川
  • 日本の橋一覧
  • 中部地方の道路一覧

舗装工事事業 株式会社 藤井組(富山県南砺市を中心とした土木・舗装・建築工事)

日本の橋

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フォトライブラリ p341 旧橋と並ぶ新雄神橋|砺波正倉