安房勝山駅(あわかつやまえき)は、千葉県安房郡鋸南町竜島(りゅうしま)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅である。

本項では、当駅舎内にある安房勝山駅郵便局についても記述する。

歴史

  • 1917年(大正6年)8月1日:鉄道院の駅として開設。
  • 1969年(昭和44年)6月21日:貨物取扱廃止。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1994年(平成6年)9月1日:終日社員配置駅から夜間不在駅となる。
  • 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。東京近郊区間に組込まれる。
  • 2014年(平成26年)3月15日:駅舎側の番線が撤去される。従来、1・2番線共両方向からの進入が可能であった。
  • 2017年(平成29年)3月8日:みどりの窓口の営業を終了。
  • 2020年(令和2年)4月1日:終日無人化。
  • 2024年(令和6年)7月16日:当駅敷地内に安房勝山駅郵便局(日本郵便)を設置し、同局に駅の窓口業務を委託(後述)。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅である。木造駅舎を備える。ホームは嵩上げされていないほか、11両編成までに対応する。2014年(平成26年)までは当駅でも列車交換が可能であった。旧1番線ホームでは線路・架線・信号機・跨線橋が撤去され、跡地には駅舎とホームを結ぶ通路が新設された。

日本郵便が駅業務を受託している木更津統括センター(館山駅)管理の業務委託駅である。乗車駅証明書発行機と簡易Suica改札機が設置されている。トイレは水洗式である。

利用状況

2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は287人である。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。

駅周辺

鋸南町役場の最寄駅となっており、近隣には鋸南富山インターチェンジが位置する。

安房勝山駅郵便局

沿革

  • 2023年(令和5年)5月10日:「日本郵便とJR東日本の地域・社会の活性化に関する協定」に基づき、当局業務と安房勝山駅窓口業務の一体的な運営を開始すると発表。
  • 2024年(令和6年)7月16日:勝山郵便局が当敷地内に移転し、安房勝山駅郵便局へ改称。

取扱内容

  • 郵便、印紙、ゆうパック
  • 貯金、為替、振替
  • 生命保険、バイク自賠責保険、がん保険
  • カタログ販売、店頭販売
  • ゆうちょ銀行ATM
  • Suicaへのチャージ、精算、列車の発車時刻および運賃の案内
  • 安房郡鋸南町内の一部地域の集配業務

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
■内房線
保田駅 - 安房勝山駅 - 岩井駅

脚注

記事本文

注釈

出典

利用状況

JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 駅の情報(安房勝山駅):JR東日本
  • 安房勝山駅郵便局:日本郵便

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