松村 文次郎(まつむら ぶんじろう、1839年4月15日(天保10年3月2日) - 1913年(大正2年)9月23日)は、明治時代の政治家、実業家。自由民権運動家。衆議院議員(2期)。

経歴

越後国刈羽郡柏崎村(現新潟県柏崎市)の町年寄の家に生まれた。原修斎に学び漢学を修めた。町年寄を務め、その後、柏崎県に出仕し学区取締に就任。1879年(明治12年)新潟県会議員に当選し、初代議長となった。ほか自由民権を唱え、北辰自由党に加わった。実業家としては柏崎活版印刷社長などを歴任した。1889年(明治22年)鈴木昌司、西潟為蔵、山際七司らと越佐同盟会を結成し評議員に就任。1890年(明治23年)6月に県会議員を辞職し、同年7月の第1回衆議院議員総選挙では新潟県第6区から出馬し当選。つづく第2回総選挙でも当選した。第3回、第4回総選挙では落選し政界の第一線を退いた。

政治活動のため家産が傾き、1898年(明治31年)夏に財産を整理して東京市神田区神田に移り印刷業を始めたが、その後、経営不振のため廃業した。

親族

  • 三女:イク(衆議院議員・佐野喜平太妻)

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 篠田正作 編『明治新立志編』鍾美堂、1891年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/778813。 
  • 人事興信所 編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1703995。 
  • 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3000139。 
  • 牧田利平編『越佐人物誌 中巻』野島出版、1972年。
  • 新潟日報事業社編『新潟県大百科事典 下巻』新潟日報事業社、1977年。
  • 『朝日日本歴史人物事典』朝日新聞社、1994年。
  • 上田正昭ほか 監修『講談社日本人名大辞典』講談社、2001年。ISBN 4062108496。 
  • 柏崎市編『柏崎の先人たち:柏崎・刈羽人物誌』柏崎市、2002年。



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