穂積神社(ほづみじんじゃ)は、埼玉県さいたま市西区の神社。
歴史
創建年代は不明である。ただ江戸時代後期の地誌『新編武蔵風土記稿』に記載されていることから、その頃には既に存在していたものと推測される。上下宝来村・辻村・峰岸村の鎮守であった。
1873年(明治6年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられ、1907年(明治40年)の神社合祀により、周辺の3社が合祀された。その際に、旧村名の宝来(ほうらい)・辻(つじ)・峰岸(みねぎし)の頭文字を採り、「氷川神社」から「穂積(ほづみ)神社」に改称した。
当社の神体は男女の神像一対である。荒川の洪水で秩父方面から流れ着いたものといわれている。
交通アクセス
- 指扇駅より徒歩23分。
脚注
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年
- 「峰岸村 氷川社」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ152足立郡ノ18、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764000/28。




