末吉駅(すえよしえき)は、かつて鹿児島県曽於郡末吉町(現・曽於市)にあった日本国有鉄道(国鉄)志布志線の駅である。志布志線廃止に伴い1987年(昭和62年)3月28日に廃駅となった。
歴史
- 1923年(大正12年)1月14日:開業。
- 1949年(昭和24年)6月4日:昭和天皇の戦後巡幸があり、安楽駅発 - 末吉駅着、末吉駅発 - 都城駅着のお召し列車が運行。
- 1952年(昭和27年)3月25日:鉄筋コンクリート造の駅舎に改築。
- 1971年(昭和46年)2月1日:貨物営業廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)3月28日:志布志線廃止に伴い廃駅となる。
駅構造
- 旧末吉町の中心駅であった。
- 相対式ホーム2面2線に側線1本を持つ交換可能駅であった。
- 委託駅であった。
- 木造駅舎があった。
駅跡地周辺
旧駅の敷地内には「末吉鉄道記念館」が建てられ、駅名標やレール、動輪、転轍機の操作てこなどが残されている。ただしレールは90度方向が変えられている。
- 曽於市役所(旧・末吉町役場)
- 末吉郵便局
- 鹿児島交通・曽於市思いやりバス「末吉駅跡」停留所
- かつてはJR九州バス(末吉駅 - 高岡口 - 都城駅間)が乗り入れしていた。
隣の駅
- 日本国有鉄道
- 志布志線
- 今町駅 - 末吉駅 - 岩北駅
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 廃駅




